【語学のアトリエ通信】 第41号(2016年1月1日号)
あけましておめでとうございます。岩崎清華です。2016年も皆さまの英語学習のお役に立つ情報をお届けできればと願っています。今年もよろしくお願い申し上げます。
このメールマガジンでは、英語学習に役立つ内容を毎月1日にお届けします。
―目次―
【1】英語学習を楽しいものにする洋書シリーズ
【2】編集後記
【1】英語学習を楽しいものにする洋書シリーズ
「ちょっぴり鳥肌の立つ児童小説 Goosebumps で、ゾクゾクしながら読書」
先日、妹の家に遊びに行った際、1歳の娘を見ていてくれるということで、久々に映画館に出かけることができました。見たのは、The Hunger Games: Mockingjay – Part 2 です。
●邦題:『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』
鑑賞中、「これはイラスト英語ブログ http://blog.english.vc/ で取り上げたい!」という、面白い英単語が出てきました。
それは goose bumps(鳥肌)です。*goosebumps とも綴ります。
goose は「ガチョウ」で、bump は「突起;こぶ;でこぼこ」といった意味があります。
ブログ記事にまとめるにあたり、goosebumps についていろいろ調べ始めたら、面白い洋書シリーズがあることを知りました。
R・L・スタインという米国作家が、その名もズバリ『Goosebumps』という名の児童小説シリーズを出していたのです!このシリーズ、驚くほどの大ベストセラーで、世界各国32の言語に翻訳されており、累計4億冊も売れているとのこと。
●参考記事
How “Goosebumps” author R.L. Stine became the king of kids’ horror
(出典:The Boston Globe / 2015年10月11日のオンライン記事)
「こんなに売れている児童小説を何で今まで私は知らなかったんだろう・・・」と、唖然としてしまいました。
そこで冬休みに『Goosebumps Most Wanted Series #1 Planet of the Lawn Gnomes』という洋書をさっそくを購入して、読了したところです。
●Planet of the Lawn Gnomes
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0545417988/englishmedia-22/ref=nosim
読了して真っ先に思ったのは、約20年前に『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『アウターゾーン』(光原伸さん)を読んだときと似たドキドキ感があったことです。
好奇心旺盛がゆえにトラブルを巻き起こしてばかりいる主人公の少年 Jay(ジェイ)。引っ越してきた先で見つけた gnome(ノーム=「地の精」と呼ばれる小人)の人形が何やら怪しい・・・。読み手は動かないはずの人形に追い詰められていく恐怖を主人公のジェイとともに味わうことになります。
高校卒業~大学受験レベルの平易な英語で書かれており、難しい構文などは一切ありません。一文一文が短いので、サクサク読み進めることができます。
この『Goosebumps』は2015年の秋にJack Black(ジャック・ブラック)主演で映画化もされています。
●GOOSEBUMPS – Official Trailer(英語版)
https://www.youtube.com/watch?v=7Cn716jv61s
*Sony Pictures EntertainmentのYouTube公式チャンネル動画より。
*日本での公開日は現在まだ明らかになっていません。
『Goosebumps』は児童向け小説ではありますが、すでに大人になってしまった私でも、主人公の少年と同じ目線でゾクゾクしてしまいました。これは作者の文体のなせる技なのだろうと思います。
2016年、平易な英語でゾクゾクする読書体験をしたい方には、ぜひ『Goosebumps』シリーズを一度覗いてみていただきたいです。
なお、作者のR・L・スタイン氏はウェブサイトやTwitterも更新しています。
●ウェブサイト
*サイトを開くと自動的に音楽が流れますので、ご注意を!
●Twitter
●アメリカの出版社 Scholastic による、『Goosebumps』シリーズの公式サイト
http://goosebumps.scholastic.com/
もしよろしければ、覗いてみてくださいね。
【2】編集後記
2016年が始まりましたね。今年はどんな一年にしたいですか。
私はもうすぐ2歳になる娘との生活を大切にしていきたい一方で、仕事にも打ち込みたい気持ちがふつふつと湧き上がっています。
そこで今年4月から保育園に入園できるよう、昨年秋に自治体に申し込みをしました。ところが!
年末に自治体から発表になった、保育園の申込者数の中間発表を見て、心底驚愕しました。園によっては、倍率が20倍を超えているのです・・・。大学受験どころではない倍率に、呆然としてしまいました。
今年は昨年以上に保育園の申込者数が多いようで、これはもう「待機児童」になる覚悟をしなければなりません。
昨年は自治体の一時保育を4カ所かけ持ちで、どうにか少しだけ仕事をしていました。今年は一カ所の保育園で安定した環境のなかでお世話になりたかったのですが、難しいかもしれません。
2月に最終結果が発表されるまで、やきもきした日々を過ごすことになりそうです。気持ちを落ち着けるためにも、1月は『Goosebumps』をはじめとした物語の世界に浸かるつもりです!
次回は2月1日にお目にかかります。
お互い、実りある1月になりますように。
岩崎清華
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