【語学のアトリエ通信】 第44号(2016年4月1日号)
おはようございます、岩崎清華です。そこかしこで桜や菜の花が咲き誇り、「これぞ春!」とウキウキした気分になりますね。
このメールマガジンでは、英語学習に役立つ内容を毎月1日にお届けします。
―目次―
【1】英語学習を楽しいものにする児童文学の世界
【2】編集後記
【1】英語学習を楽しいものにする児童文学の世界
「生誕100年を迎える児童文学作家、ロアルド・ダールの世界を楽しむ」
Roald Dahl(ロアルド・ダール)という名前を聞いたことはありますか。
この名前にピンとこなくても、ジョニー・デップが主演した映画『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)をご覧になったことがある方はいらっしゃるのではないでしょうか。
この作品の原作者がロアルド・ダールです。今年生誕100年の節目を迎える作家でもあります。
私の場合も、『チャーリーとチョコレート工場』は公開当時に鑑賞したのですが、原作者については、つい最近まで何も知らない状態でした。
ところが2歳児の娘と生活しているさなかに児童小説に関心を持ち始めまして、手に取ったのが、彼の『George’s Marvellous Medicine』という作品だったのです。
■George’s Marvellous Medicine
https://www.penguin.co.uk/books/58697/george-s-marvellous-medicine/
(イギリスの出版社の公式サイトより)
George(ジョージ)は8歳の男の子。同居している祖母にネチネチいじめられ、何とか仕返しをしたいと思っています。
祖母がいつも飲んでいる薬に目をつけたジョージ。
そうだ!おばあちゃんをこらしめる、新しい薬を作ってあげるんだ・・・。
「おばあちゃんと孫」と聞くと、ほんわかした、優しさに包まれた世界を想像しますが、『George’s Marvellous Medicine』に出てくるおばあちゃんは、憎たらしいほど意地悪。そして、物語の結末もゾクッとするものでした。
この作品を生み出したロアルド・ダールは1990年にこの世を去りましたが、彼の小説は今もなお、新たな読者を獲得しています。
ロアルド・ダールの小説は30冊以上あるので、私も今回の『George’s Marvellous Medicine』を皮切りに、いろいろ読んでみるつもりです。
なお、ロアルド・ダールの『The BFG』という作品は、今年映画化もされます。ディズニー映画でスティーブン・スピルバーグが監督を務めます。
■『The BFG』予告編(英語版)Disney Movie Trailers 公式チャンネルより
https://www.youtube.com/watch?v=VG5MtenlP-A
公式サイトをご覧になると、ロアルド・ダールの世界を垣間見ることができますよ。もしよろしければ、のぞいてみてくださいね。
■ロアルド・ダール公式サイト(英語版)
【2】編集後記
今日から娘が保育園に通います。
認可保育園は一次も二次選考も落ちてしまいましたが、最終的に区内の認証保育園から内定をいただき、晴れやかな気持ちで4月を迎えることができました。
昨年度は最終的に5カ所の一時保育をかけもちしていました。(一時保育の枠も激戦で、予約を取るのが一苦労でした・・・)
今日からは毎日同じ場所でお世話になるので、安堵しています。
夏祭りや運動会など、いろいろな行事が目白押しで、私もこれから始まる生活にワクワクしているところです。
===
今月は翻訳書のチェックの仕事をしているのですが、もう一つ出張の仕事が入りました。2011年から毎年ご依頼いただいている、山梨県立大学での講演の仕事です。新入生の皆さま対象に、英語学習についてお話をさせていただきます。
準備を重ねて、昨年より濃い内容をお届けしたいです!
次回は5月1日にお目にかかります。
お互い、実りある4月になりますように。
岩崎清華
■運営サイト「語学のアトリエ」
http://www.gogakuatelier.com/
■発行者・岩崎清華
http://www.gogakuatelier.com/profile/
■Twitter( @SayakaIwasaki )
http://twitter.com/SayakaIwasaki
このメールマガジンをご友人などに転送なさるのは、大歓迎です。ただし、無断転載は厳禁となります。出典の明記をお願いします。
Copyright (C) 2016 語学のアトリエ All Rights Reserved.
英語学習に役立つ記事を毎月1日にお届けします(無料)。
購読を希望される方は、下記からお申し込みください。