語学書・英語学習教材制作（コンテンツ執筆・編集・校正）

【語学のアトリエ通信】 第18号（2014年2月1日号）

寒さが身にしみる毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。時折降り注ぐ穏やかな日差しが心地良く、春が待ち遠しいです。

このメールマガジンでは、英語学習に役立つ内容を毎月1日にお届けします。

―目次―

【1】英語学習に役立つサイト
【2】語学書のご紹介
【3】編集後記

【1】英語学習に役立つサイト

「至れり尽くせり！イディオムが学べるBBCのポッドキャスト The English We Speak」

iPhone を使うようになって、思わぬ副産物だったのが Podcast です。

学生時代はNHKの語学番組をラジカセで毎晩聴いていました。ですが、社会人になり帰宅時間が不規則になると、決まった時間にラジオを聴く生活は難しくなりました。

その後長くラジオから遠ざかった生活を送っていましたが、iPhone が登場し、生活に変化が生まれました。毎日の生活の中にラジオ番組が舞い戻ってきたのです。アプリ経由で国内外の膨大な数のラジオ番組を聴けるようになり、ラジオがこれまでにないほど身近な存在になりました。

ただし、放送時間帯によっては、リアルタイムでラジオを聴くのが難しいことがあります。そんなときに役立つのが Podcast です。過去の放送分を Podcast として公開してくれるラジオ番組が結構あるため、後日聴くことができるのです。さらに（ラジオと連動ではなく）Podcast 専用として作られている番組も多数あります。

iPhone を使い始めてからは「何か面白い Podcast 番組はないかな？」と番組探しをするのが楽しみになりました。

今日ご紹介するのは、BBCの Podcast 番組 The English We Speak です。

BBC Learning English（ http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/ ）は英語学習コンテンツの宝庫ですが、その中でもこの番組は特に至れり尽くせりの内容だと思うのです。

■BBC The English We Speak ウェブサイト

http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/language/theenglishwespeak/

■BBC The English We Speak ポッドキャストのページ

http://www.bbc.co.uk/podcasts/series/tae

The English We Speak は英語圏で使われるイディオムを紹介してくれる番組です。一例として、先月7日分の放送をご紹介します。この日は skeleton in the closet というイディオムが登場します。文字通りに訳すと「クローゼットの中のガイコツ」ですが、一体このイディオムはどんな意味で使われるのでしょうか？

↓　こちらで解説を聴くことができます。

http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/language/theenglishwespeak/2014/01/140107_tews_157_skeleton.shtml

私が The English We Speak が優れていると思うのは、下記の点です。

・スクリプトも用意されているので、耳で聴いてわからなかった箇所を確認することができる。

・音声のダウンロードが可能。

・登場人物が感情豊かな話し方をしており、聴いていて退屈しない。

・会話と例文（複数）が用意されており、どんな文脈でイディオムが使われるか理解できる。

・週1回の更新。1回の長さが3分前後で、無理なく取り組める長さ。

・効果音まで手抜きなし。（7日の放送ではフクロウの鳴き声やドアのキーキーした音も出てくる）

なお、番組についての詳細は、下記 iTunes のサイトでもご覧いただけます。

https://itunes.apple.com/jp/podcast/the-english-we-speak/id262026989?mt=2

Podcast はどこでも聴くことができるのが、本当に便利ですよね。先月出産してからというもの、2～3時間ごとの授乳が24時間体制で続くので、PCや机の前に座れる時間が極端に少なくなりました。

ですが、iPhone は片手で操作できるので、ちょっとしたスキマ時間にPodcast を気軽に聴くことができ、格好の気分転換になっています。

【2】語学書のご紹介

★頂いた語学書1

『メガドリル TOEIC(C) TEST リーディング Part 5&6』（3A）

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883196798/englishmedia-22/ref=nosim

韓国で数々のベストセラーを送り出している英語教育専門企業「能率教育」のTOEIC書籍が日本にやって来ました！424ページにおよぶボリュームで、本試験の約15回分の問題演習ができます。TOEIC800点以上獲得を目指す方にぴったりの1冊。「左ページに問題、右ページに解説」というページ構成も大変見やすいです。

なお、スリーエーネットワーク（3A）さんでは、ただ今本書と連動した「応募者全員がもらえるプレゼント企画」を実施中とのこと。詳しくは出版社の公式サイトをご覧くださいね。

→ http://www.3anet.co.jp/en/4684/

＊＊＊＊＊＊

★頂いた語学書2

『メガドリル TOEIC(C) TEST リーディング Part 7』（3A）

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883196801/englishmedia-22/ref=nosim

書店で本書をご覧になったら、その厚みに驚くことでしょう。なんと、588ページにおよびます。本試験の約11回分の問題が収録されています。こちらもTOEIC800点以上獲得を目指す方に向けて作られた1冊です。

【3】編集後記

先月5日に3,224グラムの赤ちゃん（女の子）を出産しました！予想外の破水から始まる出産でしたが、母子ともに無事退院することができました。

出産前に産科医を描いた漫画『コウノドリ』（鈴ノ木ユウさん）第1巻～3巻を読み、赤ちゃんが健康に生まれてきてくれることが数えきれないほどの幸運の積み重ねであること、そして現代の医学をもってしても母子が分娩で命を落とすケースがあることを知り、入院前から緊張していました。

＊『モーニング』の公式サイトで『コウノドリ』第1話を読むことができます。産婦人科の待合室や中学・高校の図書室に置いてあればいいのになと思うほど、おすすめの作品です。

→ http://www.moae.jp/comic/kounodori

生まれてきてくれた娘は夜中に活発になる赤ちゃんのようで、深夜になると元気に泣き続け、なかなかに悪戦苦闘しております・・・！その代わり、日中はグッスリ眠ってくれて、PCに向き合う時間も少しずつ取れるようになりました。

今日は自分の誕生日なのですが、今年は娘が生まれてきてくれたことが何よりの贈り物となりました。

次回は3月1日にお目にかかります。

お互い、実りある2月になりますように。

岩崎清華

■運営サイト「語学のアトリエ」 　
http://www.gogakuatelier.com/

■発行者・岩崎清華 　
http://www.gogakuatelier.com/profile/

■Twitter（ @SayakaIwasaki ）
http://twitter.com/SayakaIwasaki

このメールマガジンをご友人などに転送なさるのは、大歓迎です。ただし、無断転載は厳禁となります。出典の明記をお願いします。

Copyright (C) 2014 語学のアトリエ All Rights Reserved.