Home > 英語勉強法 > イラスト×英語

面白くて忘れない ― イラストの力を語学に活用する

私がブログ「イラストで学ぶ!英語表現」を開設したのは、2009年11月のことです。このブログでは、役立つ英語表現をイラストとともにご紹介しています。私がイラストのラフを描き、妹が PC でイラストを描いてくれています。私は複数の英語ブログを運営していますが、個人的にはこの妹との「二人三脚ブログ」が更新していて一番楽しいです。

このブログを始めたきっかけには、アメリカでの体験がありました。2009年に9カ月間、テンプスタッフ主催の社会人留学制度 「テンプスタッフ・ワールドワイド・スカラシップ」の奨学生として、 アメリカ・ワシントン州シアトルで学ぶ機会に恵まれました。シアトルでは初めての海外生活で悪戦苦闘の日々でしたが、 英語教育のプロフェッショナルである先生方とも出会うことができ、 日本での仕事をいったんストップしてでも、渡米してよかったと今では考えています。

私も含め、奨学生は冬学期にワシントン大学での英語研修に参加しました。そこで、とても面白い経験をしました。授業でイラストを活用して英語イディオムを同級生に紹介する、という課題が出たのです。ほかの授業では PowerPoint を使う発表が主流でしたが、この授業では、OHP(オーバーヘッドプロジェクタ)シートを使うことになっており、絵のうまい下手に関わらず、全員がイラストを描き、プレゼンテーションを行いました。

隔週ごとに持ち回りで発表したのですが、たとえ絵を描くことが苦手でも楽しめるし、面白い英語勉強法だと感心しました。多国籍から成る同級生を見ても楽しんでいる人が多く、イラストを使ったイディオムの勉強法は万人に訴えるものがあるのではないか・・・と感じたのです。

その後、春学期・夏学期が過ぎ日本に帰国しましたが、ふとしたときにイラストを描いて学んだイディオムが脳裏によみがえるのです。この体験にもとづき、イラストで英語表現をご紹介したら、面白いし、脳裏に焼きついて、なかなか忘れないのではないか、と考えるようになりました。

思い返せば、公立中学に入学して英語に初めて出合ったとき、授業で先生はイラストを使って英単語を教えてくださった記憶があります。ブログでイラストを担当してくれている妹は、幼いころから絵を描くのが大好きだったため、中学時代は先生に依頼されて授業で使う英単語イラストをよく描いていたものでした。

私の経験では、高校教育ではイラストは影をひそめ、「活字ぜめ」ともいえるほど英語学習は文字だらけになってしまいました。私は本と漫画が同じくらい好きなのですが、作品の一場面を記憶している率でいうと、漫画のほうが圧倒的に鮮やかに、そして大量に記憶しています。活字の本の場合も、心に響いたセリフは忘れがたく、今でもふとしたときによみがえります。ですが、漫画の場合、各場面を「イラスト」と「文字」併せて脳に取り込んでいるので、覚えやすさ・記憶の定着率が違うように感じるのです。イラストの持つ力を英語学習に効果的に取り入れていきたいと私は考えています。
ページのトップに戻る
当ウェブサイトに掲載されている全ての文章・写真・イラストの無断使用・転載をお断りします。