Home > 英語勉強法 > 英文法

英文法

英文法は生きている!

英文法の面白さに気がつくには、私の場合、長い時間がかかりました。地元の公立中学に入学し ABC から英語を習い始めましたが、中学時代の英文法学習を通じて、好奇心でワクワクしたという記憶は残念ながらないです。「英文法は生きている!」と発見するきっかけになったのは、高校二年生のとき音楽の授業で鑑賞した映画『サウンド・オブ・ミュージック』でした。

作品に魅了され、マリアやトラップ大佐をはじめとする登場人物が英語で何と話しているのか、具体的に知りたくなりました。その後、スクリーンンプレイ出版の「名作映画完全セリフ集」シリーズで『サウンド・オブ・ミュージック』が刊行されたときは、とっても嬉しくて、すぐに購入しました。
音楽の授業で作品を鑑賞したときは、日本語字幕版でした。当時の私のリスニング力では、マリアたちのセリフをほとんど理解できませんでした。ですが、『サウンド・オブ・ミュージック』のセリフ集を読み始めたら、マリアたちのセリフが実に平易な英文法で構成されていることに驚きました。「ああ、英文法って無味乾燥なものではなく、会話の中で存分に生きているんだなあ」と感嘆したのです。

さらに、重箱の隅をつつくような英文法知識を持っていなくとも、中学・高校の英文法がしっかり理解できていれば、基本的にOKではないか、とも思いました。とかく批判されがちな学校の英語教育ですが、私の経験では、英文法に関しては、中学・高校でおおよその重要事項は網羅してくれていると思いました。

英文法の奥深さを感じた『English Grammar in Use』

私が学生時代に1冊じっくり学んで「英文法って奥が深い!」と面白さを感じたのは、洋書の英文法書『English Grammar in Use』(ケンブリッジ大学出版局)でした。洋書でも心配ご無用です。平易な英語で書かれていたので、英語が苦手な私にも取り組める内容でした。学校の授業では取りこぼしがちなポイントを学ぶことができます。世界中で愛されている英文法書だということは、社会人になってから知りました。

英文法書は机上に置いて、疑問点はすぐに調べる

私の場合、仕事をする部屋には本棚がありますが、こと英文法書に限っては、机上に置いています。英文を読んでいると、ふと「そういえば・・・」と文法事項が気になることがあります。そうしたときに、手元に英文法書があると、すぐに調べられるのです。本棚に置いておくと、一度立ち上がって、本棚のところへ行って、と少しだけ追加の動作が加わってしまって、面倒な気持ちが出てきそうになります。「疑問点をそのままにせず、調べる」ことの重要性を考えると、英文法書と辞書は机上にあったほうが英語の勉強ははかどると考えています。

ご参考に私が机上に置いている英文法書は、前述の『English Grammar in Use』以外では、『総合英語Forest』もあります。この英文法書は、大学受験のときに購入した方も多いのではないでしょうか。『総合英語Forest』は社会人になって「英語のやり直し」をするときにも活用できますので、受験生・大学生で持っている方はぜひ大事に取っておくことをおすすめします。

本番の試験を使って、英文法のおさらいをする

私が TOEIC の試験を受けたとき、一番勉強になると感じたのは、Part 5(短文穴埋め問題)とPart 6(長文穴埋め問題)でした。これらは、文法知識が必須のパートです。TOEIC 990点を獲得する前は、全部の問題のなかで一つか二つぐらい、「あれ、そういえば、これはどっちだっけ?」と、確信が持てないものに出合うことがありました。このように、あやふやだった文法事項があぶり出されるのは、試験の大きな利点だと思います。

私の場合、そのようにあやふやだった問題は脳裏に焼き付け、試験終了後会場を出るとすぐにノートにメモして、帰宅後疑問点をクリアにするようにしました。本番で確信が持てなかったという「悔しさ」もあいまって、こうした文法事項は忘れにくいものです。TOEIC は一回の受験料が5,565円(*2012年9月現在)で、社会人にとっても、かなりの出費になります。ですから、ただスコアを得るだけではもったいないと思うのです。試験本番を「英文法のおさらい」にも活用してみるのはいかがでしょうか。
ページのトップに戻る
当ウェブサイトに掲載されている全ての文章・写真・イラストの無断使用・転載をお断りします。