【語学のアトリエ通信】 第63号(2017年11月1日号)
おはようございます、岩崎清華です。肌寒い毎日ですが、紅葉の季節を存分に楽しみたいものですね。
このメールマガジンでは、英語学習に役立つ内容を毎月1日にお届けします。
―目次―
【1】英語学習に役立つ語学書
【2】編集後記
【1】英語学習に役立つ語学書
「小さな達成感を積み重ねるのに最適! 切り取り式の英検問題集」
骨太なTOEIC問題集で知られる3A(スリーエーネットワーク)さんから、中学生にピッタリの英検問題集が発売されました。
私はこの英検問題プリントのシリーズの4級版を仕事で愛用しています。
今年の春から、編集・校正の仕事のかたわら、地元の中学校で放課後に英語を教える非常勤講師の仕事をしています。
週1回という限られた時間内の課外講座ですが、受け持ちの生徒さんの要望に合わせて、取り組む教材も選んでいます。英語が苦手、もしくは英語に対してほとんど関心がない、という子に、どうしたら少しでも興味を持ってもらえるか、それが悩みどころです。
ただ、英語が苦手であっても、「英検の資格は取得したい」という子はかなり多いです。資格取得に向けた勉強がきっかけとなって、英語が好きになることも十分ありえます。ですから、英検受験をきっかけに英語自体にも興味を持ってもらえたらなと願っています。
課外講座で愛用している、この英検問題プリントの一番良いところは、切り取り式で学習者が小さな達成感を積み重ねやすい点にあります。
切り取り式で1枚ずつ完結するので、英語が苦手な生徒でも、サクッと取り組める量です。1枚終わるごとにすぐに採点し、間違えた箇所を一緒に見ていくようにしています。そして、終わったプリントは復習用に生徒に持ち帰ってもらいます。
「わかった!」「できた!」という、小さな、しかし大切な達成感というものを、1枚終わるごとに積み重ねていってほしいのです。
私自身、大人になってからというもの、分厚い問題集に取り組んだことはあっても、切り取り式のものにはここ十数年触れたことがありませんでした。
ですが、小学生のころを思い返せば、漢字ドリルや計算ドリルなどで、日常的に切り取り式の問題集に触れていたんですよね。久々にこうした問題集に出合って、生徒と一緒に取り組むと、懐かしい感覚を覚えました。
365日の日めくりカレンダーを1枚ずつ切り取るとき、「よ~し、今日も1日終わったぞ」という満足感、そして紙をビリッと破る爽快感があります。これに似た気持ちを英検の問題集でも味わっています。もしよろしければ、一度書店で手に取ってご覧くださいね。
【2】編集後記
先日、いとこの結婚式に娘とともに出席しました。
娘は初めての結婚式ということもあり、緊張したみたいです。
持参したドレスを式当日に更衣室で着せようとすると、「ヤダ! ヤダ!」と大騒ぎ。どうにもこうにも着てもらうことができず、娘だけは普段着で出席せざるをえない事態となりました。
さらに人前式では、おごそかな雰囲気が初めてだったためか、「ママ、抱っこ!」と言い、今にも泣き出しそうな気配。
結果、人前式の最中、私は17キロある娘をずっと抱っこしていました・・・。
子連れでの結婚式出席は想像以上に大変で、帰りの新幹線では久々に爆睡状態に陥りました。
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次回は12月1日にお目にかかります。
お互い、実りある1カ月になりますように。
岩崎清華
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